市民の足を守る市バス乗客サービスの一環として、ベンチの設置、バスロケーションシステム(接近表示)等の
停留所の改善等を進めてきていますが、特に高齢化時代を迎えている今、市バスの適正な位置への設置も地域課題となっています。南区内を走る
16系統、
84系統の
河原町東寺道の停留所の位置を名前の通り、
東寺町通り河原町通りの交差部に新たに設置することになり
3月18日(土)の運行からスタートします。
そもそも、南区内で九条河原町から八条河原町を通るバス路線が長らくありませんでした。高齢者の多いこの地域では、区役所に行くにもバス路線しかないなかでバス停のあるところまで歩いてバスに乗車しなければならない状態でした。3年前にお聞きした地域の要望を交通局に要請した結果、2年前に河原町を通る路線が新たに新設されました。
しかし停留所はできたものの、北行き及び南行きの停留所は、八条通り河原町通り近くあり、停留所の名前とは異なった位置に設置されてしまいました。しかし、バス停を設置するには、そのバス停の前の家屋等の所有者の理解が不可欠で、理解を頂いた場所が当初の位置となったわけです。しかし、東寺道通りの東側エリア、西側エリアとも市営住宅が密集している地域でもあり、市営住宅に入居されている高齢者の多くがバス停の位置の移動の要望を私の方に寄せられ、地元や停留所位置周辺の方々の理解を得て、この度実現したものです。
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