KYOTO地球環境の殿堂 表彰式典
第7回地球環境の殿堂表彰式典と京都環境文化学術フォーラム国際シンポジウムが、2月16日京都議定書締結の記念日を前に13日午後より国立京都国際会館で開催され、私も吉田孝雄議員とともに参加させていただきました。 地球環境の殿堂では今日まで12名の表彰が授与されていますが、今回は、生物学者で環境活動家、ブリティッシュコロンビア大学名誉教授のデヴィッド・タカヨシ・スズキ氏と、娘さんのセヴァン・カリス・スズキ氏、さらには、経済学者、メリーランド大学の名誉教授のハーマン・E・デイリー氏に対し、地球環境の殿堂の表彰授与されるとことになりました。 デヴィッド・タカヨシ・スズキ氏は、科学に基づく教育や問題解決手法を提供することを目的にNPO法人デヴィッド・スズキ財団を創設し草の根の環境運動を広く推進されてきた著名な環境活動家で、カナダでは偉大なカナダ人の5番目に選ばれている。 また、娘さんのセヴァン・カリス・スズキ氏は、5歳から環境問題に取り組み、12歳の時に参加したブラジルのリオデジャネイロでの地球環境サミットでは、世界各国の首脳を前に「世界を5分間沈黙させた少女」として伝説となっています。 ハーマン氏は、「再生可能な資源の持続可能な利用速度は、その供給源の再生速度を超えてはならない」などハーマン・デイリーの3原則を提唱するとともに、経済成長は人類の幸せにつながっているかを問い、ハーマンのピラミッドを提唱するなど、定常経済の移行を提供している先進的な学者です。
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