京都府・京都市・京都新聞社・東京富士美術館による、
レオナルド・ダ・ヴィンチと「
アンギアーリの戦い」展が、
ステファノ・フォッサーティイタリア文化会館大阪館長、
マーティン・ケンプオックスフォード大学名誉教授、
グザヴィエ・サルサンルーブル美術館素描版画部長、
ジョバンニ・サッカーニトリノ王立図書館館長、
池田博正東京富士美術館主席参事、
西山雄治東京富士美術館参事、
山内洋一東京富士美術館参事、
植田喜裕京都府議会議長らの来賓参加のもと8月21日京都文化博物館において盛大に開会しました。
私も、京都市会を代表して参加させていただき、光栄にも意義ある
オープニングテープカットをさせていただきました。
ダ・ヴィンチの未完成の大壁画計画(アンギアーリの戦い)は、今も多くの謎と痕跡を残しています。
同壁画は、イタリアルネサンス美術の歴史の中でも最も野心的な装飾計画のひとつです。現在のヴェッキオ宮殿を舞台に、レオナルドとミケランジェロが戦闘画において、競演したエピソードは大変有名ですが、その計画の全貌は未だに解明されていないのです。
軍旗争奪の戦場場面を描いた日本初公開の油絵が、今展覧会のメインを飾っています。哲学、数学、天文学等等、あらゆる学問に精通し全体人間のダ・ヴィンチの創造力の偉大さを改めて痛感しました。
京都市は、
フィレンツェ市と姉妹提携してちょうど
50年の佳節を9月22日に迎えます。誠に意義ある展覧会です。
8月22日から11月23日まで開催されることになっています。
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