京都会館周辺案が発表(賑わいスペース事業プラン)
音楽、演劇等、永年京都文化芸術の舞台となってきた京都会館が再整備されることになりますが、この再整備に伴い、現在まで、会議で使用していた会議棟を、市民や観光客の新たな憩いの場として賑わいスペースを設置することになりました。プランは、プロポーザル方式で、(株)浜野総合研究所とカルチャ・コンビニエンス・クラブ(株)の共同事業体が提案されたプラン案が採用され、このほどこの案を基本に事業計画が提示されました。
1Fには、ブック&カフェ、ギフト雑貨販売、ロッカー&クロークサービス、2Fは、レストラン、ラウンジ、ロビーは、休憩スペース、インフォメーション、ギャラリー、その他、キオスク、レンタサイクルや、ビッフェサービス機能が配置されることになる予定です。
また、こうした賑わいスペースを軸に、様々なイベントも企画されています。1F書店内では、書籍著者によるトークショーやサイン会の開催、アーティストによるトークショーやミニライブの開催、地元ラジオ局による公開録音、地元有識者による文化教室の開催、2Fのレストラン等では、京都会館イベントと連動したライブ、ディナーショー、大学教授、書籍著者による講演会、パネルディスカッション、ミニシアター映画上映会、ロビーでは、京都在住アーティストによる展示会、洋書・古書の販売会、音楽情報の提供、中庭等では、地元農家による朝市の開催、ファッションショー、講演会、陶芸市、フリーマーケット、野外ライブイベント等、まさに岡崎に来たくなる計画案です。
今後のスケジュールは、平成25年9月に再整備工事着工、平成25年度中、貸館予約受付開始、平成27年8月竣工、平成28年1月にオープンの予定です。
事前に行った200名による市民インターネットアンケートでも、カフェや喫茶店(88%)、安心して利用できるきれいな公園(87%)、レストラン(86%)、観光案内(66%)、コンビニ(64%)、コインロッカーやクローゼット(56%)、書店(52%)、レンタサイクル(45%)について、それぞれ高い率で利用要望がありました。
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