今後のごみ収集業務のあり方
21日のくらし環境常任委員会において、今後の業務の改善と効率化を進める観点から、ごみ収集業務のあり方検討委員会を新たに設置することになりました。
そもそも、ゴミ収集業務の改善の取り組みの基本的な考え方は、平成18年の家庭ごみ有料化が実施されて以降、ごみ収集業務員の不祥事が続発したことから、職場風土の抜本的な改革を断行する方向から、当時、「ごみ収集業務改善検討委員会」が設置され、さらに、その取り組みを検証するため、平成21年には、「評価委員会」が設置され、そしてさらに今回設置される「あり方検討委員会」に継承されているものと認識しています。その理由は、今回ごみのあり方を議論をされる委員が、検討委員会及び評価委員会の委員が重複して就任されていることからも判断できます。しかし、今後の課題は、市民意見の反映です。会議が公開であるとは言え、市民代表は5人の委員の内、女性の1人ですが、男性や若者等の意見の反映も必要かと思われます。あり方委員会の中で、市民との意見交換や、パブコメ等を通じてより広範な市民意見を政策に生かして頂きたいと願うものです。委員会の議論の結果は、来年の3月に提出されるとしています。今後、ごみ減量の取り組みや、社会的展望を十分に踏まえての業務改善の議論を願っています。
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