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2008年5月 8日 (木)

国際マンガミュージアムと学校歴史博物館を実地視察

教育福祉常任委員会は、5月7日10時より、全国的でもめずらしいマンガ研究の博物館である「国際マンガミュージアム」と、歴史と伝統のある京都の番組小学校からの歴史を学ぶ「学校歴史博物館」に実地視察しました。マンガミュージアムは、手塚治虫や水木しげる等の漫画家個人の名前を冠した博物館や記念館はありますが、京都のように、世界に誇る日本の漫画文化の研究のための施設としての博物館は日本で京都だけで世界的にも有名です。今年の秋には、その京都の地で「国際マンガサミット」が環境問題をテーマに開催されることになっています。こうした施設は世界的にはベルギーなどに同規模のものが2つあるだけだそうです。京都精華大学に企画運営を委託しているため、集客できる企画が目白押しで年間20万人を超える来館者となりつつあります。また、京都の町衆の力で作り上げた小学校のさきがけとなる番組小学校の歴史を学ぶ「学校歴史博物館」も見ごたえのある施設でした。当時の京都は、天災等に見舞われたことや何よりも天皇家が東京へ遷都されたことによる京都の町の衰退感があった時です。この時に、京都の町衆は、京都を再度復興させる秘訣は、「知であり教育である」として、小さい地域単位に小学校を町衆の力でつくりあげたのです。すべて町衆の寄付でできあがっていきました。これが教育の原点であることを改めて痛感させられた委員会視察でした。

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