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2006年7月26日 (水)

京都市不祥事(覚せい剤等)事件

本日26日、京都市環境局職員女性姉妹2人が覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された。先日、京都市保健福祉局の生活保護担当ケースワーカーが立場を利用しての詐取罪で逮捕されたばかり。これで本年に入り逮捕された職員は8名にのぼる。2000年から見ると相当の不祥事が続出している。いったい京都市はどのなっているのか?というのが市民の偽らざる思いだろう。

今回の事件は、皮肉なことに服務規律等強化月間として、不祥事根絶に向け全庁あげて集中的に取り組みを進めてきた矢先の事件である。市民の信頼は著しく損なわれている。今後、京都市はどのような対策を講じて市民に説明し報いるのか。今まで幾度となく事件が発覚するごとに、「申し訳ない。二度とこうしたことのないように取り組む」と何回議会や市民に反省の言を言ってきたことか。おそらく市民の多くは、この言葉自体をもう信用しなくなっているのが現状ではないか。構造的な問題をはらんでいる。今日まで議会もこうした京都市の体質にメスを入れ、抜本的な解決に向けた取り組みをどれだけしてきたのかも大きく問われており、抜本改革のため徹底した原因究明の調査活動が求められている。

大企業の不正事件や、不道徳な事件があまりにも多すぎる。スピード社会の中で、巨大な富や組織をもつ側の倫理観が大きく問われている。地方自治体は、もっとも時代のスピードについていっていない組織だと指摘しているのは未来学者のアルビン・トフラーである。今こそ真の市政改革を・・・。

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Photo_33 創作画:七海 奏(ななみ かなえ)

 作品名:いぬのプライド

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