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2016年3月

2016年3月27日 (日)

Don Felder

Don Felder Band - Peaceful Easy Feeling - RLC III Feb 2015
YouTube: Don Felder Band - Peaceful Easy Feeling - RLC III Feb 2015

ドン・フェルダーは、イーグルスのリードギタリストとして、ホテル・カルフォルニアジョー・ウォルシュとともにセンセーショナルにデビューしたプレーヤーである。しかし、彼はすでに「呪われた夜」のLPジャケットにイーグルスのメインメンバーの裏に、亡霊のように映っているのである。この「呪われた夜」のねちっこいギターの音色でバックギターを務めている。それまでのイーグルスサウンドと一線を画することになった。最近では、いいおじさんになり、ドン・フェルダー・バンドとして渋く活躍している。この映像では、イーグルスのファーストアルバムのカントリー色の強い「ピースフル・イージー・フィーリング」を彼が演奏している。彼のボーカルもグレン・フレイまではいかないが、なかなかいい雰囲気を醸し出している。かっこいい渋い余裕のある演奏に円熟味を感じる。

2016年3月20日 (日)

Theremin


YouTube: Once Upon a Time in The West - Theremin

テルミンという楽器をご存じの方は、今の時代ではすくないかもしれない。昔、電子楽器を研究する中で、生まれた電子楽器の元祖である。そのテルミン奏者も、世界では少ない。

優麗な音色で、中国の胡弓のような響きがあり、一度聞くととりこになります。そのテルミン楽器で、演奏されるのが、西部劇の主題歌「Once Upon a Time in The West」である。ドラマがまさに甦ってくる曲想である。

2016年3月13日 (日)

Randy Meisner


YouTube: One More Song - Randy Meisner


ウエストコーストサウンドの歴史を支えてきたベーシストであるランディ・マイズナー。1960年代、カントリーロックグループのベーシストとしてスポットを浴び、その後はイーグルス結成へ。
イーグルスでは、カントリー色の強い曲想で、バーニン・リードンとともに、グループをリードしてきたが、ホテルカリフォルニア以降、ロック系色が強くな、リードギターのバーニーとともに、イーグルスを脱退。同じポコのベーシストであったティモシー・シュミットと入れ替わる形で、ソロ活動へ転身。しかし、ソロ活動ではなかなかヒットを出せないまま晩年を過ごしてきたが、熟年ライブ等ではゲストとして元気な顔を見せてくれている。彼のソロアルバムの第一弾。バックコーラスには、イーグルスの仲間も参加し豪華なバック陣。中でもメロディアスな曲が「ワン・モア・ソング」。彼自身の栄光の歴史をもう一度!との思いがダブってくるサウンドである。

2016年3月 6日 (日)

Joe Mullins & The Radio Ramblers

Joe Mullins & The Radio Ramblers: Our Old Kentucky Home | Jubilee | KET
YouTube: Joe Mullins & The Radio Ramblers: Our Old Kentucky Home | Jubilee | KET

ゴスペルブルーグラスで永年息の長い活躍をしているバンジョーピッカーのジョー・ムリンズ。彼は、トラディッショナル・グラスでアメリカブルーグラスを牽引してきた。特にゴスペル系の音楽を得意とするグループで、現在は新メンバーを結成し活動している。この曲は、とってもメロディックな曲で、ゴスペル系の曲というよりもいい感じ。ドイルローソン&クイック・シルバー系の音楽センスである。マンドリンの間奏が少し調弦ピッチの狂いがあり残念。

2016年3月 1日 (火)

Carla Maffioletti

Mein Herr Marquis sung by Carla Maffioletti
YouTube: Mein Herr Marquis sung by Carla Maffioletti

ブラジルのオペラ歌手だと思うが、とてもチャーミングで才能のある歌手がカルラ・マフィオレッティである。彼女のソプラノは驚異的である。人間離れした高音域の持ち主。こうした才能は生まれつきなのであろう。さらに、クラシックギターの名手でもある。観客を魅了するチカラは本当にすごい。