オフィーリア❇ジョン・エヴァレット・ミレー
YouTube: 二人の美術館~ジョン・エヴァレット・ミレー~オフィーリア
イギリスの画家ミレーが描いた「オフィーリア」は、ウイリアム・シェイクスピアの戯曲「ハムレット」に出てくる人物。戯曲では、彼女が川に溺れてしまう前に、歌を口ずさむ場面がありそれを描いているもの。
戯曲でのセリフは「すてきな花輪を、垂れた枝にかけようと、柳によじ登ったとたん、意地の悪い枝が折れ、花輪もろとも、まっさかさまに涙の川に落ちました。裾が大きく広がって、人魚のようにしばらく体を浮かせて。その間、あの子は古い小唄を口ずさみ、自分の不幸がわからぬ様子。まるで、水の中で暮らす妖精のように。でも、それも長くは続かず、服が水を吸って重くなり、哀れ、青野子を美しい歌から、泥まみれの死の底へ引きずり下ろしたのです。」というもの。
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