おやじ講座
南区の壮年の方々を中心に、開催してきた「おやじ講座」の第4回講座を、4月27日(土)夜、南区内で開催しました。今回のテーマは、「生活習慣病に気を付けて!長生きを!」です。3月に開催した、女性だけの健康フォーラムでも話題となったロコモティブ・シンドロームを中心に、南保健センターの里村由紀子医師に、講演をしていただきました。
ロコモティブ・シンドロームとは、メタボリック・シンドロームの次の言葉として現在話題になっているものです。いうなれば運動器症候群というもので、骨・関節・筋肉・神経など体を支えたり動かしたりする運動器が衰えて、自立動作が困難になるというものです。推計では、4700万人がいるといわれ、新たな国民病となってきています。
ロコモの原因は主に、バランス能力の低下・筋力の低下・骨や関節の病気の3つだといわれています。また。骨や関節の病気として、骨粗しょう症・変形性膝関節症・脊柱管狭窄症の3つです。ロコモは統計的には、女性に多い症状ですが、男性でも同様に注意が必要です。これから健康寿命を延ばし、元気に長生きできるために、国民の健康づくり政策を積極的に進めることが求められています。