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2009年4月

2009年4月30日 (木)

豚インフルエンザ

WHOが世界の地域においてヒトからヒトへ感染が拡大すると予測されるフェーズ5のレベルにおいた豚インフルエンザの猛威に、不安が募るばかりである。GWにアメリカ等北米大陸への海外旅行を計画されていた人も、大きなダメージ。今はとにかく正確な情報把握をもとに適切な予防対策を取ることで、感染拡大と感染経路遮断を進めることが重要です。豚インフルエンザはA型インフルエンザによって起こる豚の呼吸器疾患で、豚においては定期的な流行を引き起こしてきています。豚インフルエンザのウイルスは年間を通じて豚への感染を引き起こしますが、通常ヒトには感染しないものです。しかしこのほどメキシコを中心に北米地域を中心にヒトへの感染が確認されています。原因は豚への濃厚接触が原因とされており現在日本では豚インフルエンザにり患したヒトはおられません。

豚インフルエンザは現時点ではH1N1,H1N2,H3N2,H3N1の4種類の型に分離されています。ヒトへの感染のほとんどはH1N1型のウイルスです。ヒトインフルエンザ(H1N1)と同じ型ですが、豚インフルエンザのものとは組織が異なります。

一番大事な情報として、豚インフルエンザは豚肉や豚肉加工品を食べることによって感染するものではないことを知らなければなりません。またメキシコ産の食品も同様です。感染するとすれば、感染している豚への直接接触によるものか、感染したヒトがくしゃみなどによる飛沫感染か、直接感染によるものに限ります。無知なる情報から風評被害を拡大させてはなりません。日本においてもワクチンの開発など国あげて国民の健康被害を防止するための対策をスピード感を持って取り組まれていますが、感染者が一人も出ないことを祈るばかりです。

2009年4月27日 (月)

民間自転車駐車場整備助成事業

駐輪問題は、放置自転車対策として都市部では頭を抱える都市問題である。いたちごっこの様相も呈している。バブル崩壊後、100円パーキングがビジネスチャンスをゲットし、今や都市部における自動車駐車場に大きく寄与している。このほど京都市は民間駐輪場の整備を促進するため、整備に係る費用に対して一定額を助成する制度を創設させました。京都市は制度創設に際し「立地上の理由等により公共の駐輪場を整備していくことが困難な地域において、民間活力による駐輪場整備を行う際に、本市が設置費用等を助成する」としています。募集受付は本年6月1日から開始されることになります。

具体的な助成要件は、1.不特定多数の者の利用に供していること。2.自動二輪車のみの収容ではないこと。3.駐輪場の位置として、鉄道駅から概ね250m以内であること。4.収容台数が25台以上であること。5.駐輪場開設日より継続して5年以上運営すること。などが示されています。助成金額は、平面式の駐輪場では、1台当たり6万円。立体式では、1台当たり10万円を助成(原付・二輪は1台を1.5台分として換算)します。上限額は400万円とされています。駐輪場の確保は良好な都市環境の形成に資するために重要な政策です。今後どの程整備されていくかが、課題のようです。

2009年4月24日 (金)

キリンビール京都工場跡地の企業立地

京都市南区久世地域と西京区向日市に隣接するキリンビール京都工場は閉鎖したのは、もう何年も前になります。その後、跡地活用についてキリンビール側が区画整理事業により商業及び住宅等に活用し京都西南部地域の活性化に大きく寄与する予定で今日まで進められてきました。京都市エリアにはA街区、B1街区、B2街区、C1街区、C2街区、C3街区があり、向日市エリアにはC2街区、D1街区、D2街区があり、それぞれの土地と地域の特性を睨んだ計画が予定されていた。ところが、数年前より、景気低迷の影響を受け、新たな街づくり計画も頓挫した形になっていました。学校の立地は先に決まっておりましたがこのほど、向日市と京都市との境界部分となる約3000坪をオムロンヘルスケア(株)にキリンビールが売却する方針を決めたようです。平成22年7月に建設着手し平成23年中ごろには完成予定とのことです。この当該地域は、JR桂川という新しい駅も開業したこともあり、まちづくりの全体像を早く示し、あるべきまちの姿を示してほしいと願っています。

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